【読了記録】『化学探偵 Mr.キュリー 7』
『化学探偵 Mr. キュリー』の最新刊 (7巻)が出たっ!
・・・買おう買おうと思いつつ、発刊から半年も経ってしまった。。。💨
「化学探偵」シリーズは好きで最初から読んでいますが、
今回のはいままでと少し違いました。
弟0章の「夜の虹を作る」話から赤・橙色・黄色・緑・水色・青色・紫色、虹の7色にまつわるストーリーがあり、
最後に弟0章のストーリーに戻す。
という構成でした。
今回のストーリーの主人公たちは、
いままでのシリーズで出てきた脇役のキャラクターたち。
スピンオフみたいなかんじでしょうか。
そこに沖野先生や七瀬舞ちゃんが絡むかたちです。
沖野先生の過去や七瀬舞ちゃんの成長ぶりが主人公たちの視点で見られる、
ところが狙いのひとつなのでしょうか。
感想としては、七瀬舞ちゃんの暴走気味なところや強引なところ、
それに巻き込まれる沖野先生の困惑っぷりが好きだったので、
今回はふたりの出番が少なかったこと、
ほとんど絡みがなかったことがもの足りなかったです。
うーん、次回に期待、というところでしょうか。
ここまで続くと、早く最終巻になり話の最後を見届けたい気持ちと、
終わってほしくない気持ちが、
複雑に混ざり合います。
・・・早く次巻でないかな。
ちなみに2巻・3巻を読み直したけど、
ストーリーも化学的な推理も、
ここらへんがいちばんおもしろかったです。