【読了記録】『感情の問題地図』
職場の先輩から薦められていたものの、
なんとなーく書店では買いにくく
ウダウダしてたら先輩が貸してくれた(笑)
感情の問題地図 ~「で、どう整える?」ストレスだらけ、モヤモヤばかりの仕事の心理
- 作者: 関屋裕希,白井匠
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2018/07/11
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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結果、読んでよかった!
まず見開きの「感情の地図」がおもしろい。
4つの感情から産まれる負のスパイラルが
イラストで分かりやすく描かれています。
あー分かるわー
と思いながら眺めてました。
この本は、
「怒り」「悲しみ」
「落ち込み」「不安」の
4つの感情とのつきあい方を
書いた本です。
☆ポイント
1、感情の意味や役割を知る
2、感情を抑え込まずに感じる
3、自分のいる状況を俯瞰する
4、感情がくれる手がかりに合わせて行動する
4つの負の感情を「○丁目」に
なぞらえて説明してるところにも
おもしろさを感じます。
【1丁目は怒り】
「怒るのは傷つけられている
大事なものを守るため。
なので「怒る」感情を出すことは
悪いことではない」
分かるのよ。
それは分かってる。
でも出すとうまくいかないから
困ってるんじゃない。
と穿って見てたら次のページに答えが。
☆怒りを味方につける
1、怒りを感じることと、それをどう外に表現するかは分けて捉える
2、怒りやすさには環境も関係していることを理解する
☆大事なものを守るための
行動を決めていく4つのステップ
1、大事なものを特定する
・・・何を傷つけられて怒ってるんだろう?
2、守るための行動をリストアップ
・・・やれそうなものを挙げていく
3、優先順位をつけて、どんどんやる
4、効果UPの振り返りをする
そこで大切なのが、
自分に思いやりを向ける「セルフコンパッション」。
自分がほっとできるような、
安全な場所のイメージを作っておく。
わたしだったら晴れた山のてっぺんにいる自分か、
海のなかで海ガメと泳いでる自分かな。
【2丁目は悲しみ】
「「悲しい」感情は、
「大事な何かが失われている」という
原因に気づけば、対処しやすくなる。
この「大事な何か」は怒りの章に
書いてあるものとおなじ」
☆「失ったもの」は
取り戻せる?取り戻せない?
1、取り戻すためにできそうな行動を
まずはリストアップ
2、実行しやすさ、どのくらい効果があるかをチェック
3、優先度の高いものから、どんどん試していく
む~これはちょっと難しいかも(>_<)
気持ちが下がったときにそのことについて考えるのも嫌だし、
リストアップなんてできないよ💨
と弱気なわたし。
【3丁目は落ち込み】
「落ち込みはエネルギー切れの証拠。
エネルギーを充電、
自分を休ませることが大切。
「楽しさ」や「達成感」を
感じられる行動をリストにしてみよう」
わたしの「楽しさ」「達成感」を感じられる行動リストはこれ。
楽しさ・・・山に行く、ヨガをする、読書する
達成感・・・山頂に立つ、ヨガできれいなポーズをとる、読了する
・・・あ、一緒か(笑)
【4丁目は不安】
「わからない」が不安のもと
「わからない」には3つの種類がある。
1、将来どうなるかわからない
2、目の前のことへの対処方法がわからない
3、相手がどう考えていて、どう反応するのかわからない
この3つの不安を「見える化」する
・口に出して人と共有
・「明確にできること」
「じつはわかっていること」
「本当にわからないこと」
を分けて書き出すとよい
ん~「不安」に思うことはなさそう。
考えても仕方ないから考えるのやーめた!というタイプのため。
ビジネス書で大事にしていることは、
「いい本だった!」で
終わるんじゃなく、
ひとつだけ実行してみること。
今回はこれだけ実行しよう。
「怒り」の感情が出たとき、
海ガメと泳いでる写真を
眺めてみよう。